有明海沿岸道路は、有明海沿岸地域の「陸海空の広域交通ネットワーク」を形成し、「未来を創る」地域高規格道路です。有明海沿岸道路の整備により、広域物流拠点である三池港(福岡県大牟田市)と九州佐賀国際空港(佐賀県佐賀市)間の所要時間が90分から40分へと半分以下に短縮され、物流の効率化や沿線地域産業の活性化が期待されます。
平成29年度の徳益〜柳川西IC間の開通により、現在までに全体(福岡県内)の約8割にあたる23.8kmが暫定2車線で開通しています。これにより、今まで一般道を介して接続していた福岡県内沿線4市の大牟田市、みやま市、柳川市、大川市が高速道路で直結しました。本工事では、更に、福岡から佐賀への延伸を実現すべく、筑後川を跨ぐ「筑後川橋」の上部工を建設します。